次なる塚へ向かって

立教180年の新たな年が幕開け

       福島教区長:平澤勇一

 

 謹んで立教180年の新春のご祝辞を申し上げます。
 昨年は10年に1度の教祖の年祭、即ち教祖130年祭が執行された意義深い年でありました。皆様方には、おぢばがえりを始め、与えられた大切な時旬の御用の上に、ご存命の教祖にお喜び頂けるよう、それぞれとつとめて頂いたことと存じます。
 その中、縦の系統教会活動と共に、福島教区の横の諸活動の上にも、教祖130年祭を迎えた年との思いを高めて、並々ならぬお力添えを賜りました。
 昨年一年、時旬の御用の上にご尽力ご丹精を賜りましたことに、改めて厚く御礼を申し上げます。誠に有難うございました。
 明けて本年は、天理教の立教より180年の節目の年を迎えました。
 教祖130年祭当日の神殿講話で真柱様は、「この道は、世界一れつをたすけて陽気ぐらしの世を実現することを目指す、末代かけての道である」と述べられた上で「陽気ぐらし世界実現への着実な歩みを勇んで踏み出して頂きたい」と呼びかけられました。そして、「これからの歩みを思案する時、何にもまして、道の将来を担う人材育成することを強く感じるのであります。特に陽気ぐらしの世界建設のために、たち働くようぼくを育てることに力をいれなければならないと思うのであります。」と強調されました。
福島教区でも、この真柱様の思いに沿って、次なる塚へ向かって、新たなスタートをきらせて頂きたいと存じます。この福島の地で、人材育成を目指し、陽気ぐらしの輪が、たすけあいの輪が広がるよう、地域活動を進めて参りたいと存じます。
 引き続き、教区、各支部、各部各会のそれぞれの活動の上に、ご尽力ご丹精の程を賜りますようお願い申し上げ、新年の挨拶といたします。
本年も何卒よろしくお願い致します。                    (平成29年1月1日)