今年も早いもので折り返しの時期を迎えました。

 今年は本教にとって来年126日に迎える「教祖130年祭」に向かっての3年千日年祭活動仕上げの大切な年であります。いよいよ、その活動もラストスパートの時期を迎えたわけです。126日のゴールを目指して、最後の力をふりしぼりたいものです。今回の年祭活動の目指すところは「おたすけ」といわれています。「自分に出来るおたすけ」、「自分だから出来るおたすけ」をさせて頂き、教祖にお喜びいただこうと全教が誓わせて頂いているところです。
 「おたすけ」は、難しい言葉かもしれません。しかし、考えてみたら、皆さん普段なにげなしにしていると思います。たとえば、電車やバスに乗った時、そっと席を譲ること。また、重い荷物を持っている人に手を貸すこと。また、車を運転している時、歩行者のためにブレーキを踏み、道を譲ることなど・・・。自分のことではなく、相手のことを思って行動すること、私は、それが「おたすけ」につながっていると思っています。「大丈夫ですか?」と声をかけることも立派な「おたすけ」ではないでしょうか。
 そして、有難いことに私たち信仰をしている者は、「おつとめ」という大切な「祈り」を教えて頂いています。人のこと(特に病気や事情で苦しんでいる人)を思い、願いをかけて祈ることが出来ます。これは素晴らしい「おたすけ」だと思います。
 さあ、ゴールに向かって、悔いのないよう、人のために「おたすけ」をさせて頂きましょう!その先には必ず「笑顔」が待っています。   
(平成27年9月7日)